カンヌ国際映画祭やアカデミー賞で数々の賞を受賞した1986年の映画『ミッション』の「ガブリエルのオーボエ」や、1984年のギャング映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の「アマポーラ」が、Candlelight コンサートで弦楽四重奏で帰ってきます。
7月6日(木)17:00〜、19:15の計2回開催される今回のコンサートでは、2020年に惜しまれつつ他界した映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの名曲集を、銀座の王子ホールにて、カルテットで演奏します。
Candlelight コンサート: エンニオ・モリコーネの映画音楽名曲集のチケットはこちら
『ミッション』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ニュー・シネマ・パラダイス』の共通点は、すべてエンニオ・モリコーネが音楽監督として参加していること。
イタリアの作曲家であるエンニオ・モリコーネは、学生時代にクラシック音楽を学び、卒業後はポップ・アーティストへの楽曲提供をスタートしました。その後、イタリアの現代音楽シーンから注目されるようになり、生涯で担当した映画やテレビのサウンドトラックは、500作品以上に上ります。
2007年には、映画音楽界への多面的な功績を認められ、米アカデミー名誉賞を受賞。
彼と一緒に映画を制作したジュゼッペ・トルナトーレ監督は、「偉大な映画作曲家ではなく、偉大な作曲家だった」と評するほど、彼の名曲は今も多くの人の心に残っています。
今回のコンサートでは、彼を偲び、生前の名曲をCandlelight コンサートならではの方法で再解釈して披露する予定です。