「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(以下MoN Takanawa)」の
開館記念特別展「ぐるぐる展ー進化しつづける人類の物語」が開催中。期間は3月28日(土)から9月23日(水・祝)まで。
6つのZONEでめぐる古今東西の「ぐるぐる」
3月28日(土)に開館したMoN Takanawaがこれから生み出していく活動を象徴するキーワードは「ぐるぐる」だ。
人と人、過去と未来、異なる分野が混ざり合いながら新しい文化が生まれていく動きは、ぐるぐると巡るスパイラルの形に重なる。このスパイラルは、MoN Takanawaの建築やロゴにも現れている、本施設の思想そのものだ。
開館記念特別展「ぐるぐる展」は、その考え方を体験として届ける最初の展覧会。人類の進化を支えてきた普遍的な形「ぐるぐる」をテーマに、自然の循環、都市の更新、人の身体や思考の巡りなど、世界にあふれる多様な「ぐるぐる(めぐり・くりかえし・螺旋)」を手がかりに展開する。
約100点のアイテム、50種類以上の「ぐるぐる」の世界が集結
会場には約100点のアイテム、50種類以上の「ぐるぐる」の世界が集結。20名を超えるアーティストやクリエイターの作品、社会や歴史の資料などを、音声ガイドのキャラクター「UZU(ウズ)」と「メグル」の導きで巡る。
美しいアート、学びや遊びの体験、思考を整えるオリジナルの香りに包まれるインスタレーションなど、五感を刺激する全6つのぐるぐるゾーンを通して、子どもから大人まで自分自身をアップデートする新たな視座を体験できる。
Zone 1|World:ようこそ、ぐるぐるの世界へ

展示は、地球にある無数の「ぐるぐる」の存在を知り、人類がはるか古代より自然界に存在する螺旋や回転の動きと効率性に注目し、科学技術を発展させてきたことを紹介するところからスタートする。
Zone 2|Art:ぐるぐるは美しい

回るもの、螺旋の模様、動き続けるものに人々は魅了される。Zone 2では、ぐるぐるに魅了された4人のアーティストの作品を目の前に、瞬間の発見、前に向かう進化、深い思考に誘う。
Zone 3|City:ぐるぐる動くまちと暮らし

「山手線」テラダモケイ/TASKO Inc./Gakki Lab.
写真:西田 香織
わたしたちの生活の中には、車輪や建築物など形として見えるものもあれば、日々繰り返される家事など見えづらいものもある。ここでは、様々な役割の「ぐるぐる」が、あらゆる場面でわたしたちの社会や生活を支えていることに気づくはずだ。
Zone 4|Culture:ぐるぐると文化をつなぐ

「2025年大阪・関西万博 大屋根リング
1:200模型」藤本壮介建築設計事務所
伝統行事や芸術などの「文化」は、過去から現在へ長い時間をかけ、時に変化しながらも受け継がれてきた。Zone 4では、人の心を惹きつける形や模様、継承を支える仕組みやルールなど「ぐるぐる」が組み込まれたものが数多く見られることを紹介。
Zone 5|Human:ぐるぐるがわたしをつくる

「大きなUZU」UZU キャラクターデザイン:nanao
わたしたちの身体や心の中にも、不思議な「ぐるぐる」がいっぱいある。指紋やつむじのような模様から、繰り返す毎日の習慣まで。ここでも、わたしたちは意識しなくても、常に「ぐるぐる」と生きていることに気づくはずだ。
Zone 6|Think:ぐるぐる考える

「ぐるぐるインスピレーション」
株式会社ホーダウン/siro Inc/SYGNAL/
Syna Studio/池田航成
香りデザイン:株式会社キチベエ
都市、文化、そして人の体や心。世界にあふれる「ぐるぐる」と出会う旅の最後。悩みや発見、喜びや悲しみを繰り返しながら、ぐるぐるの中にいる自分。考える人になったり、ぼーっとしたり、おみくじを引いてゆっくりと螺旋を描きながら、少しずつ前に上へと進んでいく生き方のヒントに出会うことができる。
展示の最後には、あなたの生き方を切り開く「ぐるぐるおみくじ」も用意されている。あなた自身の新しい「物語(Narrative)」を動かすヒントにもなるかもしれない。
