仕事帰りにも立ち寄ることのできる都内のイベントや、休日に少し足を伸ばして訪れたい紅葉の名所まで。本格的な冬が到来する前に、短い秋にしか楽しむことのできない紅葉を見に行ってみては?
1, 高尾山もみじまつり(10月26日~12月8日)
2007年にミシュラン観光ガイドで三つ星に認定されたことをきっかけに、世界一の登山者数、年間約300万人を誇る高尾山。「高尾山もみじまつり」では、髙尾山薬王院の貫首による柴燈護摩や辻説法、八王子市内の学生や地域伝統芸能も披露される。例年の見頃は11月中旬〜12月上旬。
🚇高尾山口駅からすぐ
2, みたけ渓谷秋色まつり(10月26日~11月24日)
多摩川の上流に位置する御岳渓谷は、紅葉の名所としても知られる。「玉堂美術館」前の大銀杏が黄色く染まると、対岸の紅葉と相まって渓谷両岸に秋色が広がる。今年の「みたけ渓谷秋色まつり」は、煉瓦堂朱とんぼでの「屋台村」からスタート。飲食のテントや地元の物産品も多数販売される。例年の見頃は11月上旬〜11月下旬。
📍御岳渓谷一帯
🚇青梅駅から御嶽駅までJR青梅線奥多摩行乗車約20分
3, 秋の夜散歩2024(10月31日~12月1日)@国営昭和記念公園
国営昭和記念公園の紅葉を、夜のライトアップで更に際立たせるイベント。かたらいのイチョウ並木や日本庭園などのライトアップに加え、開苑20周年を迎える盆栽苑も夜間開苑し、盆栽のライトアップを行う。11月2日から12月1日までは、日本庭園で和傘の貸出しもされる。例年の見頃は11月下旬~12月上旬。
📍国営昭和記念公園 かたらいのイチョウ並木、日本庭園、盆栽苑など
🚇かたらいのイチョウ並木に近い昭島ゲートまで東中神駅から徒歩約10分
🎟️公園入園料セット券大人1,500円(金土日1,600円)
4, 紅葉まつり(11月9日~12月1日)@京王百草園
毎年恒例の京王百草園の紅葉まつりが今年も開催。昨年同様、デジタルアーティスト長谷川章氏プロデュースの「デジタル掛軸」が園内3エリアで実施される。期間中は営業時間が19時まで延長される。お土産には百草園内で収穫した梅を100%使用した梅ゼリー、梅ジャムがおすすめ。例年の見頃は11月中旬~12月上旬。
📍日野市百草560
🚇京王線百草園駅から徒歩約10分
🎟️入園料大人500円、子ども100円
5, 深山紅葉を楽しむ@小石川後楽園(11月16日~12月8日)
都内に現存する大名庭園の中では最も古く、特別史跡と特別名勝の二重指定を受ける小石川後楽園。園内には、「海・山・川・田園」に見立てた風景が展開され、「山の景」では深山を思わせる急峻な地形にイロハモミジが配されている。11月17日の宝生流能楽公演、11月23日の江戸曲独楽公演など、期間中は日本文化を体感できるイベントが開催される。例年の見頃は11月下旬~12月上旬。
📍文京区後楽1-6-6
🚇飯田橋駅から徒歩約8分
🎟️入園料一般300円、65歳以上150円
6, 「庭紅葉の六義園」夜間特別観賞(11月22日~12月4日)
普段は夜間に入園することのできない、都内有数の紅葉の名所でもある六義園が18時~20時30分までライトアップされる。また、土蔵壁面へのプロジェクション投影や、園内複数箇所に撮影スポットも設置される。例年の見頃は11月下旬~12月上旬。
📍文京区本駒込6-16-3
🚇駒込駅から徒歩約7分
🎟️窓口当日券1,100円(オンライン前売券900円)
7, 夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップ(11月23日、24日)@江戸東京たてもの園
紅葉が深まる時季にあわせて、特別に開園時間を延長。園内の色付く木々と歴史的建造物をほのかな光で照らし出し、建物の中にはあたたかな灯りがともる。昔のあかりの体験、民家の囲炉裏や洋館の暖炉に火を入れる催しなども開催される。例年の見頃は11月上旬〜12月上旬。
📍小金井市桜町3-7-1
🚇武蔵小金井駅北口からバスで約5分
🎟️観覧料一般400円
8, TOKYO RED GARDEN 2024(11月23日~12月15日)@八芳園
およそ400年の歴史を有する八芳園の日本庭園が、艶やかな赤一色にライトアップされる。一部のスポットでは、受け継がれる庭園の景色と光の演出が融合するインスタレーションエリア(フォトスポット)を展開。八芳園内レストランではイベント限定のメニューやカクテルも楽しむことができる。例年の見頃は12月。
📍八芳園の池泉回遊式庭園(港区白金台1-1-1)
🚇白金台駅から徒歩約1分
🎟️入場料無料
9, 神宮外苑イチョウ並木のライトアップ(11月23日~12月1日)
期間中は16時30分から19時30分頃まで約300メートル続くイチョウ並木がライトアップされる。落葉すると道が黄色の絨毯になる様子も美しい。例年の見頃は11月中旬~12月上旬。
📍港区北青山一丁目地内から同区北青山二丁目地内まで
🚇外苑前駅からすぐ
10, 荻外荘完成記念「大田黒公園紅葉ライトアップ2024」(11月30日〜12月8日)
音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡を日本庭園として整備して公開している大田黒公園の恒例の紅葉ライトアップ。期間中は16時30分で一旦閉門し、ライトアップが始まる17時から入園を再開する。12月には、内閣総理大臣を3度務めた近衞文麿が昭和前期の政治の転換点となる会議を数多く行った荻外荘の復原・整備プロジェクトも完了する。例年の見頃は11月下旬~12月上旬。
📍杉並区荻窪3-33-12
🚇荻窪駅から徒歩約10分
🎟️大人300円、小中学生100円