大手配給会社が運営する大型映画館からミニシアターまで、東京にはバラエティ豊かな映画館が揃う。デートにもぴったりなラグジュアリーシートのある映画館から、ロードショーが終了した名作に出会うことできる映画館まで、シチュエーションによって使い分けたい、東京の人気映画館を紹介します。
1, 109シネマズプレミアム新宿
2023年4月に開業した新宿の東急歌舞伎町タワー9階、10階に入る、全席プレミアムシートの映画館。館内の8つのシアターの音響は、音楽家・坂本龍一が監修し、映画館内ラウンジなどで使用される複数の楽曲も、坂本龍一が特別に制作した。シアターに6 は、正面スクリーンに加え、左右の壁面にも映像が投影される3 面ワイドビューシアター「ScreenX」を採用し、映画だけでなくアーティストのライブ映像も楽しめる。クラスA席が4500円、クラスS席は6500円と高額ではあるものの、上質な映画体験を求めるのなら一度試してみる価値あり。
📍新宿区歌舞伎町一丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー9F、10F
2, グランドシネマサンシャイン
キュープラザ池袋内、都内最大級のシネマコンプレックス。国内最大の大きさを誇る「IMAXレーザー/GT テクノロジー」を導入したシアターや、まるでアトラクションのように動く座席と、水しぶきや風、香りなどの特殊効果で映画とシンクロする「4DX」と、視野270度の3面スクリーンが客席を取り囲む「ScreenX」が融合したシアターなどが揃う。最上階12Fのスカイラウンジからは、池袋の街を一望することができる。
📍豊島区東池袋1-30-3
👉グランドシネマサンシャイン公式サイト
3, 目黒シネマ
目黒駅から徒歩約3分の場所に位置する、目黒唯一の名画座。1955年に、前身である「目黒ライオン座」「目黒金龍座」としてオープン、1975年に「目黒シネマ」としてリニューアルしてから、2本立て映画館として運営をしている。ハリウッドの大作からアート系作品まで幅広くセレクトした各ジャンルの映画を、1500円(一般)で2本鑑賞することができる。
📍品川区上大崎2-24-15目黒西口ビルB1
4, 神保町シアター
2007年に本の街・神保町にオープンした外観が特徴的な名画座。約1ヶ月ごとに『林芙美子と壺井栄――映画で愉しむ女流文学の世界』や、『俳優・渥美清――「寅さん」だけじゃない映画人生』などの特集を組み、そのテーマにあった旧作日本映画を中心に上映している。
📍千代田区神田神保町1-23
5, 早稲田松竹
毎日二本立てで映画を上映している、高田馬場の名画座。邦画、洋画問わずロードショーが終了した映画や過去の名作を、一週間ごとに変更しながら上映している。外出証をもらえば再度入場することもできるので、映画を1本み終わった後に食事に出かけ、最後にもう1本鑑賞することもできる。
📍新宿区高田馬場1-5-16