You would not get called out if you don’t follow them but it is better to know that we have these implicit rules. It might make your stay more enjoyable.
1,東京のエスカレーターでは左側に立つ。
諸説あるが、日本が多くの地域で左側通行なのは、武士が左脇に刀を下げていたことに関係がある言われている。刀の鞘が他の人の鞘にぶつかるのを避けるために、このルールが定着した。そんな中、1970年に開催された大阪万博には、多くの人が外国から来日することに合わせ、ヨーロッパでは主流だった、エスカレーターの右立ち・左あけが徹底されたと言われている。大阪に隣接する兵庫や奈良でも、右立ち・左あけとなっている。
2, わさびは醤油に溶かさない。
お刺身を食べるときのルール。箸でわさびを適量取って刺身の上に乗せ、醤油皿の醤油に少しつけて口元まで運ぶ。これは、醤油にわさびを溶かして醤油皿を汚さないため、そして、わさびの辛味と香りが飛んでしまうことを避けるため。
3, ごみは細かく分別する。
地域によってさらに細かいルールはあるが、燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビンによってゴミ箱が異なる。ペットボトルは中身を洗った上で、パッケージは燃えないゴミ箱へ、ペットボトルは専用のゴミ箱へ。このように細かく分別するのには、資源の再活用をしてゴミの排出量を減らすことが狙い。
4, 神社の敷居は踏まない。
神社の敷居は、踏まずにまたぐこと。その理由は、敷居を踏むと建物が傷んでしまうから、敷居には悪しきものを防ぐ結界のような役割があるから、など諸説あり。
5, タトゥーを隠すシールを用意しておく。
未だにネガティブなイメージを持つ人がいるものの、タトゥーに対して寛容な人も増えてきた。最近では、シールで隠せば入ることのできる温泉も増えてきたので、タトゥーがある人は事前に用意しておくと便利。
6, 現金を用意する。
東京の大型商業施設や公共交通機関では、ほぼすべての場所でクレジットカードや電子マネーを使用できる。ただ、都心であっても一部個人店舗では現金しか使うことのできない場所もあるので、現金はいつも持ち合わせておくと安心。
7, 電車の中では大きな声で話さない。
日本では公共の場で大きな声で話すこと、電話をすることはマナー違反。また、映画館やコンサートなどで感動しても基本的には大きな声を出さずに静かに観賞する。
8, 時間厳守。
東京の電車は、数分の遅れでも謝罪アナウンスが流れることにも表れているように、日本での時間厳守は重要なルール。知人、友人との約束や、予約していたレストランに少しでも遅れそうな時は、電話で事前に連絡を入れるのがマナー。
9, そば・うどん・ラーメンは音を立てて食べてOK。
海外ではマナー違反とされている、音を立てて麺を啜る食べ方。これは、音を立てる方がいいというより、音を立てて食べた方が美味しく食べることができると言った方がいいかもしれない。麺と汁の両方が合わさって一つの品とされているラーメン、そば、うどんは、すすって食べた方が麺と汁が絡み合い、美味しく食べることができる。
10, ご飯は残さずに食べる。
最近では食べ残しを避ける風潮も強まってきたが、中国では、少しご飯を残すことが「十分に足りた」ことを表す文化がある。一方、日本では昔からご飯を残すことは料理は作ってくれた人や、お米を作ったお百姓さんへ失礼に当たるので、自分の分として提供された分はすべて食べ切るのがマナー。もちろん、どうしても食べきれない場合は無理をせず。