1, 草間彌生の自己消滅、あるいはサイケデリックな世界(草間彌生美術館)
草間彌生の作品世界にみられるサイケデリック性に着目し、さまざまな時代の豊かな創作のヴァリエーションを展覧する。60年代後半にニューヨークの個展で発表した、六角形のミラールームのシリーズ最新作を初公開するほか、ハプニングなどの記録動画を用いた映画や関連資料を通して、ムーヴメントの推進力ともなった当時の草間の活動が紹介される。
🗓4月29日(土)~9月18日(月)
新宿区弁天町107
2, ガウディとサグラダ・ファミリア展(東京国立近代美術館)
長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきた、建築家アントニ・ガウディによるサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、この聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていく。100 点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながら、ガウディ建築の豊かな世界を堪能できる。
🗓6月13日(火)~9月10日(日)
千代田区北の丸公園3-1
3, マティス展(東京都美術館)
世界最大規模のマティスコレクションを誇るパリ、ポンピドゥー・センターから名品約150点を紹介する。20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティスは純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けている。
🗓4月27日(木)~ 8月20日(日)
台東区上野公園8-36
4, 横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
3回のグループ展をはじめ、「横尾忠則ポスター展 吉祥招福繁昌描き下ろし!!」(1997年)、「横尾忠則 初のブックデザイン」(2012年)、「幻花幻想幻画譚1974-1975」(2018年)と3回の個展を開催してきた、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)。4回目の今回は、「デザインのプロセス」という横尾作品の番外編に焦点を当てる。
🗓5月15日(月)~6月30日(金)
中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
5, I LOVE ART 17プレイプレイアート展(ワタリウム美術館)
ワタリウム美術館のコレクションより19人のアーティスト、さらにゲストアーティストとして小谷元彦を迎え、古代ギリシアから上野公園まで、作品約150点を広場の中の風景や人物に見立て展示する。小谷元彦が手がけた全長6メートルの天使「Surf Angel(Provisional Monument 2)」は、昨年、石巻の芸術祭「リボーンアート・フェスティバル2021-22」のために小谷元彦が制作したもの。
🗓3月19日(日)〜 7月23日(日)
渋谷区神宮前3-7-6
👉I LOVE ART 17プレイプレイアート展(公式サイト)
6, 高橋龍太郎コレクション 「ART de チャチャチャ—日本現代アートのDNAを探る—」展(WHAT MUSEUM)
日本屈指のアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎。高橋が1997年から本格的に始めた現代アートコレクションより、岡村桂三郎、鴻池朋子、菅木志雄、山口晃、横尾忠則など、日本の長い歴史の中で築き上げられてきた文化や芸術、価値観を継承しながら独自の視点で再解釈し、新たな形や方法で表現している作家の作品を中心に紹介する。
🗓4月28日(金)〜8月27日(日)
📍品川区東品川2-6-10 G号