同館は、初代館長/編集工学者・松岡正剛、博物学者・荒俣宏、建築家・隈研吾、芸術学・美術教育の神野真吾による監修のもと、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的に文化を発信している。
17 4月 2026 10:00 + 他の日付

東所沢駅から徒歩約10分。「ところざわサクラタウン」でひときわ目を引く建物が角川武蔵野ミュージアムだ。外観の建築デザイン監修は、世界的建築家・隈研吾氏が手がけた。
チケットカウンターなどがあるエントランスは2階に位置し、1階には、館内で最大の広さを誇る展示室「グランドギャラリー」をはじめ、創業者・角川源義が愛した泰山木を中心に、秋の七草やしだれ桜を配した「源義庭園」、さらにコミック・ライトノベルなど約4万冊以上を集めた「マンガ・ラノベ図書館」がある。

4階の「エディットタウンーブックストリート」は、本の息づかいや賑わいが感じられる「本の街」。松岡正剛の監修のもと、約2万5,000冊の本が50メートルにわたって配架されている。新たな本との出会いや連想が生まれる空間だ。
隣接する「荒俣ワンダー秘宝館」は、「想像力」や「アニマ」の表現にこだわった荒俣宏氏監修の”驚異の部屋”。あらゆる驚きに満ちた空間には、ヴンダーカンマー的なコレクションからアカデミックな資料まで多彩な展示品が集結し、視覚と感覚の両面から楽しめる。


高さ約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間「本棚劇場」には、KADOKAWAの出版物に加え、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善らの個人文庫など約2万冊を配架。「本と遊び、本と交わる」をコンセプトにしたプロジェクションマッピングも上映され、本の世界が表紙の外へと広がるような没入体験が味わえる。

5階の「武蔵野ギャラリー」や「武蔵野回廊」では、武蔵野エリアに関連する書籍や展示を楽しめる。館内を巡った後や帰る前には、地産地消をテーマにした“武蔵野キュイジーヌ”を提供する「SACULA DINER」で食事を楽しむのもおすすめだ。
特に野菜には、江戸時代から続く落葉堆肥農法で育てられた「三富野菜」を使用。自然豊かな武蔵野台地を中心に、各地の魅力的な食材を取り入れ、既存の調理法にとらわれないスタイルで提供している。
東京から少し足を伸ばして、知的好奇心の満たされる1日を過ごしてみては?

角川武蔵野ミュージアム
17 4月 2026 10:00 + 他の日付
