設計を手がけたのは、2025年大阪・関西万博のパビリオンも担当した建築家・永山祐子氏。新宿という街が持つ多層性をコンセプトに、既存のモザイクタイルによる銭湯絵や曲面天井といった“過去の断片”に、新たなレイヤーを重ねている。
象徴的なタイル絵は、AI技術を活用して修復。さらに緑の彩色を加えることで、浴室全体に統一感のある幻想的な世界観を生み出した。
サウナゾーンは、なめらかな曲線が描かれる洞窟のような空間が広がる。
男性用サウナ「THE ABYSS」

男性用サウナ「THE ABYSS」は、洞窟のような曲線的空間に溶岩タイルを敷き詰め、2基のオートロウリュと厳選された音楽によって没入感を演出する。昼と夜で表情を変える外気浴スペースも備え、特に夜のライトアップは印象的だ。
女性用サウナ「THE COCOON」

女性用サウナ「THE COCOON」は、やわらかな曲線に包まれる円形空間。セルフロウリュではアロマやハーブを楽しむことができ、無料のデトックスウォーターもうれしいサービス。両サウナともに、天然地下水を使用した15〜16℃の「美泡水風呂」を完備しており、無数の泡に包まれるクールダウンが体験できる。

風呂上がりには、番台に併設されたビアバーへ。自社醸造所「BATHE YOTSUME BREWERY」のクラフトビールを楽しめる。オープン記念の「新宿ラガー」や、よもぎを使った個性派ビールなど、ここならではの一杯が揃う。
さらに館内にはレコードプレーヤーやXDJを備えたDJブースを常設。空間や入浴体験と調和するサウンドデザインが特徴で、今後はDJイベントやライブセッションも予定されている。銭湯を軸にカルチャーが交差する、新たなコミュニティ拠点としても期待が高まる。
また、民間企業として初めて太陽熱を活用した給湯設備を導入。浴槽やシャワーに利用することで、CO2排出量を約34%削減するなど、環境にも配慮した次世代型の銭湯となっている。
仕事帰りのリフレッシュから週末のリトリートまで。新たな東京カルチャーを体感できるスポットとして注目を集めそうだ。

「黄金湯 新宿店」
📅7月7日(火)オープン
⏰営業時間:平日・土日祝 12:30-24:00 (8月~ 翌9:30まで営業))定休日 第一・第三火曜日
📍新宿区新宿7-22-11 金沢マンション1F
♨️料金:大人550円(中学生以上)※サウナ代別途 800円〜1000円予定