Photo by Arturo Holmes/Getty Images
4月下旬から5月上旬にかけて、公開前から世界中で話題を集める注目作や、賞レースを賑わせた話題作が続々と公開される。大型連休に予定のない日があれば、映画館の大スクリーンと高品質な音響で、今しか観られない作品を堪能してみては?
プラダを着た悪魔2
20年前に公開された大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編が、5月1日に日米同時公開。トップファッション誌「ランウェイ」でアシスタントを務めていたアンディが、再びその世界へと引き戻される。きっかけは、「ランウェイ」に訪れた存続の危機。編集長ミランダと右腕ナイジェルが窮地に立たされる中、報道記者として活躍していたアンディは、特集エディターとして再び編集部に舞い戻る。
サンキュー、チャック
常にベストセラーランキングを席巻するスティーヴン・キングの中編小説「The Life of Chuck」を映画化。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』に連なる、恐怖の先にある希望を描く感動作だ。トロント国際映画祭では大きな喝采を浴び、最高賞である観客賞を受賞した。
オールド・オーク
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に続く、イギリス北東部3部作の最終章。舞台は、炭鉱の町に残された最後のパブ「オールド・オーク」。人々の憩いの場だったその場所は、シリア難民の受け入れをきっかけに対立の場へと変わっていく。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、第77回英国アカデミー賞英国作品賞ノミネート。
ソング・サング・ブルー
かつて音楽にすべてを捧げた男マイク。しかし今は、誰かの歌マネでしかステージに立てない日々を送っていた。そんな彼の前に現れたのは、同じ情熱を胸に秘めた女性クレア。ニール・ダイアモンドのトリビュートバンドを結成し、小さなガレージから始まった活動は、やがて多くの観客を魅了していく。クレア役のケイト・ハドソンが、第98回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
ビリー・アイリッシュ – HIT ME HARD AND SOFT : THE TOUR(LIVE IN 3D)
ビリー・アイリッシュが2024年から2025年にかけて行ったワールドツアー「HIT ME HARD AND SOFT : THE TOUR」を映像化したコンサートフィルム。最先端の立体撮影技術により、ライブの熱狂と臨場感を3Dで再現する。『アバター』シリーズで知られるジェームズ・キャメロンとビリー本人が共同監督を務める。
シンプル・アクシデント 偶然
イランの名匠ジャファル・パナヒによるサスペンススリラー。第78回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。かつて不当に投獄されたワヒドは、自身を拷問した看守と思しき男と偶然出会う。衝動的に拘束するも、IDカードに記された名前は別人のものだった——。復讐と真実の狭間で揺れる心理を描く。
ロストランド
第82回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門で、日本人監督として初の審査員特別賞を受賞。世界で最も迫害されている民族の一つとされるロヒンギャ難民を題材にした長編映画だ。難民キャンプで暮らす姉弟が家族との再会を目指し、過酷な旅に出る。自然の脅威や人身売買の危険に直面しながらも、希望を胸に進み続ける姿を描く。