1969年、京都府宇治市小倉町に建設され、2016年以降は倉庫として利用されていた宇治小倉工場が今年の10月、「ニンテンドーミュージアム」として生まれ変わる。
花札からNintendo Switchにいたるまで、任天堂が発売してきた数多くの製品を通して、任天堂がつくり続けてきた娯楽の歴史を知り、体験することができる。
第1展示棟1階では、任天堂のものづくりから生み出された「独自の娯楽」の一部を、現代の技術で生まれ変わった新たなあそびとして体験できる体験展示コーナーがある。
「しぐれでんSP」は、専用のスマートフォンが読み手となって読まれる短歌であそぶゲーム。足下に広がる下の句が書かれた取り札を探し、スマートフォンをかざして札をとることができるので、その速さに応じて入る得点で競い合う。
また、任天堂創業期の原点である花札を実際につくったり、ルールを知ったりすることができるワークショップも開催される。
「Craft Room ちょっと、花札を作ろう」では、 12か月から好きな絵柄の月を選んで、4枚の花札の色を塗る・折る・貼り合わせて「花札」をつくり、その花札を持ち帰ることもできる。※来館当日の予約と別途費用(2,000円)が必要。
その他、好みの具材を組み合わせてオリジナルハンバーガーがオーダーできるカフェや、任天堂のゲームの世界やキャラクターをテーマにしたオフィシャルグッズ限定商品を取り扱うショップもあり。
「ニンテンドー」ファンはもちろん、小さいお子さんのいる子連れグループも、京都観光の際に訪れてみては?
📍京都府宇治市小倉町神楽田56番地