ローカルな夜市や季節限定のお祭り、話題の展覧会、没入型アート体験など、今月も東京は注目のイベントが目白押し!
高円寺の「北中通り商店街」で毎月開催される、飲食屋台やフリーマーケットで賑わう恒例イベント。古着や雑貨、古物、古本、手作り品、こどもフリマ、占い屋台、マッサージ店、植物屋さん、多国籍な飲食屋台などが約50〜70店並び、まるでアジアの夜市のような活気とローカルな雰囲気が楽しめる。

現在、青森県立美術館に展示されている、シャガールがバレエ「アレコ」のために描いた舞台背景画が巨大LEDに蘇り、気鋭のダンサーの身体表現と交錯する。5月30日、31日、6月6日には出演者が登壇するアフタートークも開催される。
大ゴッホ展 夜のカフェテラス

「大ゴッホ展」の第1期では、バルビゾン派やハーグ派の影響を受けた草創期のオランダ時代に始まり、印象派を中心とする画家たちと交流したパリ時代を経て、南仏アルルで傑作《夜のカフェテラス(フォルム広場)》を描くに至るまでの、ファン・ゴッホの前半生に焦点を当てる。第2期の開催は、2027年10月から2028年1月頃までとなる予定。
第42回文京あじさいまつり

徳川五代将軍綱吉と生母桂昌院の信仰を受けた白山神社で1985 年から続くお祭り。約3000の多彩な紫陽花が白山神社境内と、隣接する白山公園を彩る。週末は屋台の出店やコンサートが開催され、6月14日には「あじさい神輿 」も登場する。
混祭2026

5日間日替わりで総勢100を超える「日本のおさけ」の酒蔵が集結。他にもおつまみや、ノンアルコールの甘酒アレンジドリンクやかき氷を販売するキッチンカーも登場する。ニュウマン高輪館内では、期間限定メニューが提供されるほか、自分で描いたデザインをもとに、日本酒にオリジナルラベルを貼って楽しめるワークショップも開催される。

パリにあるデジタルアートの没入型美術館「アトリエ・デ・リュミエール(ATELIER DES LUMIÈRES)」が日本初上陸。第1弾上映作品は『Van Gogh ゴッホの傑作たち;ひまわり、星月夜、花咲くアーモンドの木の枝…』。空間全体を包み込む映像と音響が融合し、まるで作品世界の中に入り込んだような没入体験を楽しめる。

他のコンサートイベントと一線を画す魅力は、その名の通り、会場を包み込む1000本を超えるLEDキャンドルの光の中で音楽鑑賞ができるという点。これまで世界中の会場で、クラシックだけではなく、ジャズ、ソウル、ブルース、そして最新ポップスを奏でるコンサートが開催され、音楽鑑賞に馴染みのなかった人も楽しむことのできるユニークな体験が反響を呼んでいる。
アンドリュー・ワイエス展
ワイエスの没後、日本初となる回顧展。ワイエスの作品には窓や扉など、「境界」を示すモティーフがたびたび表れる。それらはワイエスにとって生と死、自身の精神世界と外の世界をつなぐものだったと考えられる。本展では「境界」に着目し、彼の作品を見つめ直す。

2008年の金沢21世紀美術館での回顧展以来、日本では2度目となるロン・ミュエクの個展。本展の中心となるのは、日本初公開となる、巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成されるインスタレーション《マス》(2016-2017年)だ。展示の際は毎回、美術館の空間に合わせて再構成され、森美術館でも約300㎡にわたるサイトスペシフィックな展示となる。

人類ははるか昔から、自然界に潜む「ぐるぐる(らせん)」に可能性を見出し、社会や文明を発展させてきた。地球の法則を人類の知恵へと変換してきたその軌跡は「進化の物語」そのものだ。最新の物理学が解き明かす宇宙の根源から、巡り続ける資源やお金、世代を超えて受け継がれる技や祭り、さらには日々の家事やお金まで━━。本展では、古今東西の「ぐるぐる」の物語をコレクションする。

先端テクノロジーと細部まで作り込まれた世界観で、“魔法のような体験”ができる没入体験型エンターテインメント施設。360度のリアルな“怪獣体験”ができるライド型アトラクション『かいじゅうのすみかVR』や、神秘的な海洋世界を冒険するVRファンタジーアトラクション『Fluctus(フラクタス)』、VR空間でタロットの世界を旅する『タロットVR:アルカナ・ジャーニー』など、複数の体験が用意されている。

「角川武蔵野ミュージアム」は、図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設。高さ約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間「本棚劇場」には、KADOKAWAの出版物に加え、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善らの個人文庫など約2万冊を配架。「本と遊び、本と交わる」をコンセプトにしたプロジェクションマッピングも上映され、本の世界が表紙の外へと広がるような没入体験が味わえる。