1, TERRADA ART AWARD 2023 (寺田倉庫 G3-6F)
「TERRADA ART AWARD 2023」は、
倉庫をリノベーションしたイベントスペース「寺田倉庫 G3-6F」を舞台に、国内外1,025組の応募の中から選出されたファイナリスト5 組が「TERRADA ART AWARD 2023」へエントリーした展示プランによって独自の展示を創り上げ、未発表の新作を含む作品を個展形式で発表する。1月28日(日)まで。
📍品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号
2, 癒やしの日本美術 ─ほのぼの若冲・なごみの土牛─(山種美術館)
伊藤若冲《布袋図》、《蜻蛉と鶏図》や、長沢芦雪《菊花子犬図》などの肩の力が抜けたゆるくてかわいい作品の数々、また、ふわふわとした見た目が愛らしい奥村土牛《兎》や竹内栖鳳《鴨雛》、愛しい我が子を描いた小出楢重《子供立像》などを展示。
日本美術を通して、心癒やされる時間を過ごしてみては?2月4日(日)まで。
📍渋谷区広尾3-12-36
3, キース・ヘリング展 アートをストリートへ(森アーツセンターギャラリー)
「アートはみんなのために」という信念のもと、核放棄、性的マイノリティのカミングアウトの祝福、HIV・エイズ予防のためのセーフ・セックスなど、社会へのメッセージをアートで訴え続けたキース・ヘリング。アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアと共にカルチャーシーンを牽引し、国際的に高い評価を受けている。
6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通して、ヘリングのアートを体感することができる。2月25日(日)まで。
📍港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階(森アーツセンターギャラリー)
4, 蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠(TOKYO NODE GALLERY A/B/C)
写真家・映画監督の 蜷川実花がクリエイティブチームEiM(エイム)として挑む、作家史上最大の展覧会。日常の中にある儚い美しさを永遠の存在として昇華する蜷川実花の制作姿勢を体現し、本展のために撮りおろされた映像や写真を起点に、研究者や建築家、音楽家といった異なる分野の才能と共創された計11もの空間作品で構成されている。
作品群は地上45階、総面積約1,500㎡、天井高さ最高15mに至る「TOKYO NODE GALLERY」の立地や形状といった会場特性と共鳴するように制作された。2月25日(日)まで。
📍港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズステーションタワー45F TOKYO NODE GALLERY A/B/C
5, マリー・ローランサン 時代をうつす眼(アーティゾン美術館)
マリー・ローランサンは、20世紀前半に活躍した女性画家。キュビスムの画家として紹介されることも多くあるが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在でもある。
本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示。ローランサンの画業を、複数のテーマと関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力を探ることができる。3月3日(日)まで。
📍中央区京橋1-7-2
6, ゴッホ・アライブ(寺田倉庫G1ビル)
これまで世界99都市を巡回し900万人を動員してきた、ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会。
日本では、名古屋、神戸で開催し、延べ約34万人が来場した。クラシック音楽が流れる中、3000点以上の画像が壁や柱、床などありとあらゆる場所に映し出され、五感でゴッホ作品を体験することができる。3月31日(日)まで。
📍品川区東品川2丁目6−4
7,森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために(森美術館)
世界共通の喫緊の課題である環境危機に対し、現代アートがどのように向き合い、私たちの問題としていかに意識が喚起されるのか。世界16カ国、34人のアーティストが作品に込めたコンセプトや隠喩、素材、制作プロセスなどを読み解き、ともに未来の可能性を考える。
前の展覧会の展示壁および壁パネルを一部再利用し、塗装仕上げを省くことで環境に配慮した展示デザインや、資材の再利用による廃棄物の削減など、美術館の省資源化への取り組みにも注目。3月31日(日)まで。
📍森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
8, 麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展相互に繋がりあう瞬間が協和する周期(麻布台ヒルズ)
アイスランド系デンマーク人であるオラファー・エリアソンは、私たちを取り巻く世界との関わり方に疑問を投げかけ、再考をうながす作品で知られ、近年は気候変動などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティスト。
麻布台ヒルズの開業にあわせて制作された新作のパブリックアート《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》で取り組んだ主題を軸に、 光と水を使った大型インスタレーションや太陽光や風といった動力で描いた新作ドローイングなど自然現象 から幾何学、物理や動作パターン、色彩学に関する研究に裏付けられた、知覚に訴えかける作品群を紹介する。3月31日(日)まで。
📍港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
9, もじ イメージ Graphic 展(21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2)
コンピュータ上で出版物やグラフィック制作の多くの過程を行うことが一般化し、インターネット環境が社会のインフラとなっていった1990年代以降のグラフィックデザインを、日本語の文字とデザインの歴史を前提に紐解くていく。
展示の中心となるのは国内外54組のグラフィックデザイナーやアーティストによるプロジェクトの数々。漢字や仮名の使い分けや、縦横自在の書字方法、ルビといった独特の表現方法をもち、文字とイメージの混ざり合いのなかで発展してきた日本のグラフィック文化が、グローバルなデジタル情報技術とどう向き合い、何を生み出してきたか、そして今どのような可能性をみせているかを「造形性」「身体性」「メディア」「マテリアル」のような13の現代的テーマに分けて紹介する。3月10日(日)まで。
📍港区赤坂9-7-6
10, 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(麻布台ヒルズ)
年間来館者数230万人を超えたお台場の「エプソン チームラボボーダレス」が「麻布台ヒルズ」に2月9日、新たにオープンする。進化したチームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のない ミュージアム」。
部屋から出て他の部屋へと移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け、作品同士が混ざり合う。そこにいる人は、境界のないアートに身体ごと没入し、「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」体験を楽しむことができる。
📍 東京都港区麻布台1-2-4(麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1F)