ユネスコ本部で発表される国際建築賞「プリ・ヴェルサイユ(Prix Versailles)」の2025年版において、日本から合計4つの建築が「世界で最も美しい建築」としてランクインを果たした。
2025年11月3日に発表された「駅」部門では、惜しくも日本の駅の選出はなかったものの、「空港」「商業施設」「ホテル」各部門で以下の建築物が受賞を果たした。
【空港部門】関西国際空港第1ターミナル
国際線、国内線が発着するターミナルビル。免税店、レストラン、銀行などの商業施設が充実している。1994年の開港以来初となる大規模リノベーション工事を行い、2022年10月に新国内線エリアがオープンした。2023年12月には、新国際線出国エリアがオープン、2025年3月27日にグランドオープンを迎えた。
📍大阪府泉佐野市泉州空港北1
🚇関西空港駅から直結
【商業施設部門】ロレックス ブティック レキシア 銀座本店
2024年4月、銀座中央通りにオープンしたロレックスのフラッグシップブティック。地下1階から地上3階の4フロアで構成された店内は、ロレックスの哲学や世界観を体現するインテリアやモチーフが散りばめられ、外観はロレックス ウォッチを象徴するフルーテッドベゼルがあしらわれている。
📍中央区 銀座 3-5-4
🚇銀座一丁目駅8番口から徒歩約1分
【商業施設部門】虎屋銀座ビル
2024年4月にリニューアルオープン。1から3階は「BALENCIAGA」の銀座初旗艦店、4階は「TORAYA GINZA」、5階は「銀座 黒田陶苑」、11から12階にはフレンチのスターシェフ小林圭のレストラン「ESPRIT C. KEI GINZA」とクリスタルメゾンのSAINT-LOUISの名を冠したバー「ST LOUIS BAR by KEI」が入る。
📍中央区銀座7-8-17
🚇 銀座駅A2出口から徒歩約5分
【ホテル部門】ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション
2024年1月にオープンした、パリを拠点とするアコーのブティックホテル・コレクション。ホテルのデザインは、「21世紀に生まれ変わる開拓使時代の邸宅」 をテーマに、当時の開拓者たちが見た光景を現代的に再構築されたもの。エントランスでは、開拓の歴史に敬意を表し、ビールの重要な原料である「ホップ」をモチーフにした立体彫刻がゲストを出迎える。
📍北海道札幌市中央区北2条東3丁目サッポロファクトリー西館
🚇札幌駅から徒歩約4分