
ここで紹介するのは、海外では“Immersive Museum(没入型美術館)”と呼ばれ、近年世界的に人気が高まっている五感でアートを楽しむ美術館や展覧会。視覚的なインパクト、その場全体から聞こえる音、時には香りや肌に触れるアートを楽しんで!
1, HOKUSAI: ANOTHER STORY in TOKYO(2025年2月1日~8月11日)
江戸時代に活躍した浮世絵師、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」のイマーシブ体験。北斎の作品を、高精細な映像で楽しむだけではなく、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じるソニーの触覚提示技術(ハプティクス)などの演出で、北斎が見た景色や歩いた感覚を体感できる。
📍東急プラザ渋谷 3F(渋谷区道玄坂 1-2-3)
🚇渋谷駅西口連絡通路渋谷フクラス歩行者デッキ直結、渋谷駅から徒歩約3分
🎟️大人¥3,500、高校生・専門学生・大学生¥2,200、小学生・中学生¥1,500、未就学児以下無料
2, クリムト・アライブ(2025年7月18日〜10月5日)
19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトの黄金の世界を旅する没入型展覧会が世界初開催。高さ7メートルの空間に設置された巨大スクリーンが、『接吻』、『ユディト』、『死と⽣』などの傑作の数々を会場全体に次々と映し出す。映像とともに流れるクラシック⾳楽に⾝を委ねながら、クリムトの華やかな装飾性と官能美を堪能できる。
📍日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 4F)
🚇三越前駅直結(A6番出口)、新日本橋駅直結
🎟️一般¥3,000、高校生・大学生¥2,000、小学生・中学生¥1,500、未就学児入場無料
3, 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
年間来館者数230万人を超えたお台場の「エプソン チームラボボーダレス」が麻布台ヒルズに2024年2月9日、新たにオープンした。進化したチームラボボーダレスは、境界のないアート群による「地図のない ミュージアム」。部屋から出て他の部屋へと移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け、作品同士が混ざり合う。そこにいる人は、境界のないアートに身体ごと没入し、「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」体験を楽しむことができる。
📍 麻布台ヒルズガーデンプラザB B1F(港区麻布台1-2-4)
🚇神谷町駅5番出口から徒歩約2分、六本木一丁目駅2番出口から徒歩約9分
🎟️大人¥3,600〜
4,TYFFONIUM
5つのアトラクションを用意する、お台場と新宿にある没入体験型エンターテインメント施設。スリリングな体験をするのなら、不気味な静寂に包まれた遊園地でいなくなった子どもを探す「IT/イット カーニバル 」と、廃墟になった洋館をVRで歩いて巡る「コリドール」がおすすめ。「かいじゅうのすみかVR」や、VRでタロットカードの世界を旅する「タロットVR アルカナ・ジャーニー」、クラゲとともにボートに乗り込む「フラクタス」では、ファンタジーの世界で非日常体験をすることができる。
📍お台場店:ダイバーシティ東京プラザ5F(江東区青海1-1-10)、新宿店: 京王プラザホテル南館2F (新宿区西新宿2-2-1 )
🚇お台場店:台場駅南出口から徒歩約5分、東京テレポート駅B出口から徒歩約3分。新宿店:新宿駅西口から徒歩約5分、都庁前駅B1出口から徒歩約1分
🎟️¥2,500〜
5, UWS AQUARIUM GA☆KYO
アースクリエイター/アクアリウムプロデューサー、GA☆KYOがプロデュースする、アクアシティお台場のエンターテインメントアクアリウム。日本の「雅-みやび-」をアクアリウムで表現することをテーマに、繊細な流木・盆栽・水晶で組み上げた「侘寂 WABISABI」、「花魁 OIRAN」など、5つの異空間で構成されている。
📍港区台場1-7-1 アクアシティお台場3F
🚇ゆりかもめ台場駅から徒歩約1分、りんかい線東京テレポート駅から徒歩約6分
🎟️大人¥1,500
6, イマーシブ・フォート
2024年、お台場に開業したイマーシブ・テーマパーク。首輪爆弾を装着し、命を懸けた “デスゲーム” に挑む「今際の国のアリス」や、映画さながらのパーティーシーンに没入する「パーティ・フェスタ!」など、会場内ではあらゆる没入型体験をすることができる。
📍江東区青海1丁目3-15
🚇青海駅直結、東京テレポート駅より徒歩約3分
🎟️日程により異なる