週末には「パンチくん」を一目見ようと多くの人が詰めかけ、市川市動植物園の駐車場も臨時駐車場も常に満車状態だ。
2月25日にはホワイトハウスの公式Xに登場、また、Googleで”punch the monky”と検索するとパンチが表示されるなど、まさに世界の人気者。
彼が抱えているのは、IKEAで販売されているオラウータンのぬいぐるみだ。日本国内でも多くの店舗で売り切れになっているだけではなく、海外でも売り切れが相次いでいるという。
世界中を魅了するパンチくんの日常
2025年7月26日に生まれたパンチは、人工哺育を経て、今年の1月19日から群れでの生活をスタートさせた。園によると、サル類の人工哺育において、ぬいぐるみやタオルに抱かせる手法は、母ザルの代わりとして安心感を与えるための一般的なケアの一環だという。
パンチの場合は、生後3か月頃から他のサル達と柵越しに直接自由に触れ合える環境で過ごさせたり、生後4か月を過ぎたころからは担当者と一緒にサル山に入りその中で過ごしたり、群れに戻すための準備を慎重に進めてきた。
パンチに優しく接してくれる若いメスの個体との相性も確認し、現在は無事に群れの一員として過ごしている。
ニホンザルの子どもは通常、生後半年くらいになると自立を始めるが、パンチの場合、安心したいときや危険から身を守るときはぬいぐるみに身を寄せる姿が見られる。
パンチくんに会いに行くなら、電車で!
その人気ゆえに週末は入場制限がかかることもあり、園側も公共交通機関での来園を呼びかけている。
市川市動植物園の最寄り駅であるJR武蔵野線の市川大野駅まで、新宿駅からはおおよそ1時間。さらにそこから徒歩で園までは30分ほどかかる。
東京から電車で行くには少々根気が必要ではあるが、ぬいぐるみを抱えて元気に動き回るパンチ姿を見れば、その疲れも吹き飛んでしまうはず。
また、現在現金や物品の寄付の問い合わせが多数寄せられているというが、受け入れ体制について近日お知らせがあるとのこと。
📍千葉県市川市大町284番地1