東京都民の日、10月1日は東京都が設置されたことを記念して、都内の一部美術館、動物園、博物館などが入場料が無料になる。ここでは、この日に足を運ぶことをおすすめしたい美術館と開催中の展覧会を紹介します。
1, 東京都美術館
1926年、「東京府美術館」として生まれた日本初の公立美術館。無料になるのは7月20日~10月9日に開催されている、自然に深く関わり制作をつづける現代作家5人の作品を紹介する「大地に耳をすます 気配と手ざわり」。同時期には絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫る「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」も開催中。
📍台東区上野公園8-36
🚇上野駅から徒歩約7分
2, 東京都庭園美術館
東京都庭園美術館の本館は、1933年に皇族朝香宮家の自邸として建てられ、1983年に美術館として開館。無料になるのは9月14日〜 11月10日に開催中の、この建物のみどころの一つ「照明」に焦点を当てた建物公開展「建物公開2024 あかり、ともるとき」。
📍目黒駅から徒歩約7分、白金台駅から徒歩約6分
🚇港区白金台5-21-9
3, 東京都写真美術館
「写真美術館で観る映画」(実験劇場)と題し、良質な作品上映を行うホールが併設された写真・映像を展示する美術館。無料になるのは、7月18日〜10月6日まで開催中の「TOPコレクション 見ることの重奏」と、7月30日〜11月3日まで開催中の「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」。
📍目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
🚇恵比寿駅から徒歩約7分
4, 東京都現代美術館
日本の戦後美術を中心に広く内外の現代美術を体系的に研究、収集、保存、展示するための機関として1995年に開館した。無料になるのは、「竹林之七妍/特集展示 野村和弘/Eye to Eye—見ること」。1階の「竹林之七妍」では、7人の女性作家に焦点を当てて新収蔵作品を中心に展示し、3階の「Eye to Eye—見ること」では、部屋ごと趣向を変えてさまざまな作品を紹介する。
📍江東区三好4-1-1
🚇清澄白河駅から徒歩約9分、清澄白河駅から徒歩約13分
5, 江戸東京たてもの園
1993年、東京都江戸東京博物館の分館として開設。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指す。この日は入園が無料になる。外観や内装を復元・展示するとともに、それぞれの時代の生活や商いの諸相を再現しているエリアもあり。
📍小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
🚇武蔵小金井駅北口からバスで約5分