2021年夏、パンデミックの最中に日本を舞台に繰り広げられた東京2020オリンピック。582人の日本代表「TEAM JAPAN」は金メダル27、メダル総数58と、ともに史上最多を記録する成果を挙げた。
前回金メダルを獲得した柔道の阿部一二三、阿部詩や、スケートボードの堀米雄斗、競泳の大橋悠依は二連覇なるか。また、全体の競技日程は……?
セーヌ川で行われる開会式
オリンピック夏季競技大会史上初めて、今回の開会式はスタジアムの外、パリの中心を動脈のように流れるセーヌ川沿いで行われる。
各国代表選手団のためにボートが用意され、各ボートにはテレビやインターネットの視聴者がアスリートを間近で見ることができるようにカメラが装備される。セーヌ川を東から西へと進むことで、10,500人のアスリートは、16日間にわたって競技が繰り広げられるパリの中心を横断する。距離にして6kmに及ぶパレードはトロカデロ広場まで進み、そこでさまざまな式典とショーが行われる。
予測されている日本のメダル総数
データ会社「ニールセン」のグレースノートは、2021年夏季大会以降に開催された主要な世界大会・大陸大会の結果データをもとに、パリ五輪の国、地域別メダル予想を公表している。
最新のバーチャルメダル表では、日本チームのメダル獲得数は3年前より12個減少して46個、日本が獲得しそうな金メダルの数は3年前の27個から12個へと半分以下になると予想されている。また、メダル獲得数は16種目と、東京2020大会の日本記録である21個を大きく下回っている。
全体のスケジュール
史上初のきょうだい同日金メダルという快挙を成し遂げた柔道の阿部一二三、阿部詩の試合日程はともに7月28日を、東京2020で初めて実施されたスケートボードで初代金メダリストとなった堀米雄斗の試合日程は7月27日を、女子個人メドレーの200m、400mで優勝し、夏季オリンピックで日本女子初の2冠を達成した水泳の大橋悠依の試合日程は8月2日、8月3日を予定している。