東京には歴史ある夏祭りが数多くある。近隣の飲食店の出店で食べ歩きを楽しむも、その日の為に練習を重ねた盆踊りを見るのもよし。久しぶりに混雑を気にしなくてもいいこの夏は、どれかひとつでも足を運んでみては?
1, 第32回下町七夕まつり(7月4日~8日)
下町の商店街が一年で最高の賑わいをみせる夏祭りが4年ぶりに開催。浅草六区の西から道具街を横切り、上野にかけて約1.2km続くかっぱ橋本通りにはたくさんの七夕飾り、地元商店の出店、様々なパフォーマーが集まる。浅草エリアの観光と一緒に訪れてみるのもおすすめ。
📍かっぱ橋本通り
2, 入谷朝顔まつり 2023(7月6日〜7月8日)
入谷鬼子母神(真源寺)で日本最大の朝顔市が4年ぶりに開催される。起源は江戸時代後期、入谷鬼子母神の敷地内で植木屋が朝顔を披露したことと言われている。入谷鬼子母神を中心に、言問通りに約60軒の朝顔業者と約90軒の屋台が立ち並び、朝早くから多くの人で賑わう。朝顔は、1鉢2,000円程で購入可能。
📍台東区下谷1-12-16
3, 第76回みたままつり(7月13日〜16日)
日本古来の信仰にちなみ、1947年から始まった始まった靖国神社のみたままつり。境内に数多くの献灯を掲げ、戦争で亡くなられた方々の御魂(みたま)を慰める。期間中は阿波踊りや青森ねぶたなどの奉納行事も行われる。露店は出店しないものの、キッチンカーの出店あり。
📍千代田区九段北3-1-1
4, 第49回神楽坂まつり(7月26日〜29日)
江戸時代の面影を残す神楽坂の夏祭り。毘沙門天善國寺を中心に開かれるほおずき市(7月26日、27日)には近隣飲食店の屋台が出店し、7月28日、29日には、神楽坂通りで阿波踊りを見ることができる。
📍新宿区神楽坂1丁目~神楽坂通り
5, 第58回中目黒夏まつり(8月5日~ 8月6日)
5日には阿波踊りを、6日にはよさこいが開催される夏祭り。商店街の出店も多く、食べ歩きも楽しめるはず。開催時間は18時〜 20時半まで。両日、開始前イベントとして16時から17時まで参加団体有志による演技披露も実施される。
📍目黒銀座商店街・中目黒GT
6, 第57回麻布十番納涼まつり(8月26日、8月27日)
東京で一番人出が多い夏祭りとも呼ばれる、麻布十番商店街主催の夏祭りが4年ぶりに開催。例年近隣のお店の出店や、綿あめやかき氷、射的、金魚すくいなど昔ながらの夜店が並ぶ。家族連れの姿も多い。
📍麻布十番商店街一帯
7, 第64 回 東京高円寺阿波おどり(8月26日、27日)
1万人が踊り、100万人の歓声が響く東京の夏の風物詩が4年ぶりに開催。1957年に商店街でまちの賑わいを求めてスタートし、隣接する商店街や周辺の町会、自治会にも拡大し、高円寺の一大イベントとして定着している。協賛金額(15,000円、10,000円)の種別に応じて、特別桟敷席の入場券を得ることもできる。
📍高円寺駅南北商店街及び高南通り