東京の夜を代表するカルチャーイベントから、アンドリュー・ワイエス展、大ゴッホ展まで、5月のお出かけ先におすすめのスポットを紹介します。
東京ナイトマーケット

国内外から累計60万人を動員する、東京の夜を代表するカルチャーイベント。最大の魅力であり特徴は、連日22時まで開催されていること。有名店の人気メニューや、エキゾチックな異国料理を提供する出店が立ち並び、ジャンルレスなライブミュージック、渋谷クラブ店舗によるDJ、大道芸人によるストリートパフォーマンスなども展開される。
東京蚤の市

今回で25回目を迎える蚕の市。広大な緑地に囲まれる国営昭和記念公園に、総勢300組を超える出店者が一堂に会する。古今東西の古道具、古雑貨、古着や古書に加えて、こむぎフードが並ぶ「こむぎフェス」、アナログな音楽と出会う「ミュージックガレージ」とDJブースも再来。小学生のこども店長たちによる「こども蚤の市」も開催される。

東京の建築を舞台に、通常は非公開の建築や空間を開放する「特別公開」や、ガイドツアー、トークイベントなどが展開される大規模建築体験イベント。3回目となる今年は、渋谷にもエリアを拡大し、過去最多の151件の建築が予定だ。例えば、東京国立博物館本館の奥に広がる日本庭園に佇む茶室も特別公開。九条館の内部への立ち入りも見学も可能だ。

手塚治虫の『火の鳥 未来編』に着想を得た、ジェフ・ミルズによる、5月17日一夜限りの完全オリジナル公演。上原ひろみ(ピアノ)と箏奏者LEOを迎え、エレクトロニック、ピアノ、伝統楽器が融合した壮大な音の物語が展開される。

講談・落語・浪曲という三大話芸と浄瑠璃を代表する義太夫節の競演による、豪華な「寄席」の世界を体験できる。出演者には令和の時代を代表する「国宝」レジェンドたちが勢揃い。五街道雲助、神田松鯉、京山幸枝若、鶴澤津賀寿ら令和のレジェンドが一堂に会する機会をお見逃しなく。

現在、青森県立美術館に展示されている、シャガールがバレエ「アレコ」のために描いた舞台背景画が巨大LEDに蘇り、気鋭のダンサーの身体表現と交錯。5月30日、31日、6月6日には出演者が登壇するアフタートークも開催される。

現在大阪にある「大坂城」は、豊臣の城を埋め立て、その上に築かれた徳川幕府の城。秀吉時代の建物は大坂の陣で焼け落ち、当時の石垣も地中深くに眠っている。そんな幻の秀吉の居城をVRで体験できる。VRゴーグルを装着すると、目の前に広がるのは、400年前に消えた豊臣大坂城。天下人・豊臣秀吉が贅を尽くして築き、「三国無双」と称された名城を巡る没入体験が待っている。
アンドリュー・ワイエス展
ワイエスの没後、日本初となる回顧展。ワイエスの作品には窓や扉など、「境界」を示すモティーフがたびたび表れる。それらはワイエスにとって生と死、自身の精神世界と外の世界をつなぐものだったと考えられる。本展では「境界」に着目し、彼の作品を見つめ直す。

ロン・ミュエクの個展が日本で開催されるのは、2008年の金沢21世紀美術館での回顧展以来、2度目となる。本展の中心となるのは、日本初公開となる巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成されるインスタレーション《マス》(2016-2017年)だ。オーストラリア・メルボルンで開催されたNGVトリエンナーレ 2017で初公開され、その後フランス、イタリア、オランダ、直近では韓国で展示された。展示の際は毎回、美術館の空間に合わせて再構成され、森美術館でも約300㎡にわたるサイトスペシフィックな展示となる。
大ゴッホ展 夜のカフェテラス

クレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから、《夜のカフェテラス》をはじめとする約60点の作品と、モネやルノワールなど、同時代の作品を展示。第1期では、オランダ時代からパリ時代を経てアルルに至る画業前半を紹介し、誰もが知るファン・ゴッホになるまでを辿る。第2期の開催は、2027年10月から2028年1月頃までとなる予定。
日比谷音楽祭2026

日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で、誰もに開かれた「フリーでボーダーレス」な音楽イベント。新しい学校のリーダーズ、JUJU、玉井詩織(ももいろクローバーZ)など、ジャンルや世代を超えた、多様なアーティストが参加する。
